生き方がわからない⁈
今朝のことです。
もう起きようかという時に、外から喧嘩?をしている声が聞こえてきました。結構長い時間だったので、やめて欲しいなあと思って窓の下方を見ました。
見ると、男性が一人しゃがんで携帯に向かってわめいています。正確に言うと、よく聞けば嘆いているのです、悲痛な叫びにもとれます。携帯はスピーカーにしているので、相手の声も聞こえてきます。
相手は父親らしき人です。
「親父、俺はもうどうしたらいいのかわからん、皆が俺のことを疎ましく思って、まともに相手にしてくれんのや。俺の目標は親父なんや。なんでみんなと上手くやっていかれんのかな。親父、どうしたらいいんや教えてくれー‼」
と周囲の目もはばからずに大泣きしています。まるでテレビドラマでも見ているような感じです。多分このようなことを繰り返し訴えていたのでしょう、男性の父親は
「お前のその独特な雰囲気が、人を寄せ付けないんや。おまえ自身がそこをもっと自覚せなあかん。子供にも泣いた顔を見せたらあかん」
などなど色々と諭しています。…子供がいるんだ…そのことに驚きでした。失礼だとは思いましたが、独身だと思い込んでいました。
そんなやりとりが続く内に、コートを着て雨傘を持った女性が駐車場の方からやって来ました。男性にボソボソと話しかけています。男性の父親も話に加わり
「〇〇ちゃん、息子の話をよく聞いたってくれ、頼んだぞ、よろしくな」
と言って電話を切りました。
女性は男性の奥さんで、男性に缶飲料を渡しました。男性はそれを飲みながらまた泣きます。奥さんはティッシュを渡しますが、男性はだだをこねるように拒否しました。
その内に奥さんは、駐車場の方に向かって去って行きました。
あー別居してるんだ、大変だなーと思いました。
男性は自分のことを客観視できないし、周囲の人も男性のその独特な雰囲気が苦手だか
ら男性を避けるのでしょう。今は誰が何を言っても心に響かない状態です。身内の人が時間をかけて、話を聞いてあげることが良いのではないかと思います。
男性本人が一番お辛いでしょう、お気のどくに思います。
いい時も必ずやって来ますから、負けずに生き抜いて欲しいですね。