場所のエネルギー
私が今の場所に引っ越してきたのは、去年の秋です。
以前に住んでいた所は、5,6年住んでいたのですが、もうとにかく気持ちが上がらない場所でした。気持ちが晴れないのです、何かしら不安に陥ることもしばしばでした。
実際に、洗濯物を干そうとサッシを開けると
左にあった網戸が、全部右に移動していたり、物干しざおがなくなっていたり
隣の夫婦げんかの声が尋常じゃないくらい激しく、あげくには夜中に救急車まで来たり
反対隣りの住人は独身の男性で、ゴミ部屋でした。ビールの空き缶の海に住んでいるように、外から見えました。玄関のドアを開けると空き缶がなだれ出てきます。とうとう夜逃げ?してしまいました。
もうそこはエネルギーの低い場所だと言うことが、明らかでした。
なぜ私は5,6年もそこに居たのかと言うと、そうです、家賃が安かったからです。やはり家賃が安いと、何かしら良くないものがあるかも知れない、と考えるべきでした。良い教訓になりました。
そんな中、いつも私がお世話になっている知人宅に訪れた時の事です。
そのお宅はちょうど引っ越したばかりなので、「いいなぁ」と私が羨望のため息をついてい言うと
「なんだったら、前にいた所を紹介してあげる」
と言ってくれ、私はその気になり、話がトントン拍子に進んだのです。
その方の前の所とは、今私が住んでいる所ですが、過去にもここに尋ねたことがあり、その時に感じたのは、この場所の空気がとても「神聖」に感じた、不思議な所でした。
今もその感覚は変わりません、とても居心地がいいのです。エネルギーの流れがいいのがわかります。
そこで榊さんの登場です。以前にもお話をしたことがありますが、去年の11月初旬に購入した榊さん、今8カ月目を生きています。
黄葉して葉が散ると、さすがに神様にお飾りすることはできないので、今は観賞用としていてくれます。新芽も出てきています。
ここまで長くいてくれるのは、やはりこの場のエネルギーが良いからだと思います。
以前にはあり得ないことでした。
榊は神様が降り立つ、飛行場のようなものだそうです。ランドマークのような存在でしょうか。
今、神棚の置いてある場所一帯は、御神気が漂う小さなパワースポットになっています。
このように、住む場所を選ぶ時は、生活に影響を及ぼすことを考えて、自分の感覚を優先して選ぶことが大切だと、しみじみ思いました。