むつかの心道

心を見つめ小さな気づきを綴ります

同調する波動

 

夏のこの時期になるとある事を思い出します。

 

それは10数年前のできごとでした。

ある喫茶店で劇を演るから見に行こう、ということで知人5,6人で見に行ったときのことです。その喫茶店はギャラリーのような場所でもあり、多目的な使用ができる場所でした。

夕方からの開始でした。

その劇というのは、劇団員7,8人が全員白い服を身にまとい、顔や体を白く塗って無言で何かを演じるというものでした。いわゆるアングラ的な、前衛的なものだと思います。

 

私はそれを見ていてなんとなく違和感を覚えました。何というか、何を伝えたいのかがわからず、むしろ不気味な感じがしました(劇団員の方たちごめんなさい)

こういった劇にはあまりなじみのない私です。すばらしい、と興味を持った方もおられたと思うのですが。

 

にもかかわらず、私は2カ月後に知人と二人でまた観劇に行ったのです。その劇の意義を見出したかったのです。

結果はやはり同じで、心がどんよりする一方でした。その時に感じたのが

 

「‥虚しい」

でした。

 

その瞬間です、私の体に異変が起きました。

身体がズゥ~ンと椅子の中に沈んで行きました。体に力が入らないのです。

手が汗でびっしょりになり、身体を起こすことができません。

どうしよう、と思っているうちに「ここにいてはダメだ」と直感し、知人に帰ることを告げ、フラフラとその場を去りました。

 

家に着くなり、トイレに駆け込みました。言いにくいのですが下痢でした、それも思いっきりです。済んだ後は浄化されたような感じで、不思議に体調は元に戻りました。

 

後日そのことをある方に話したところ

「あそこの上(2階)に変なのがいるからなぁ」

とのことでした。もちろん私は「⁉」です。

 

どいうことかと言うと、その喫茶店の2階はギャラリーなのですが、そこに未成仏の方が棲んで?おられるそうで、波動が低いということです。

そこへ私が一瞬ですが「虚しい」という低波動の思いを出したので、波長が同調してしまい私に入ってきてしまった、と言うことのようです。

 

私はなにか些細なことでも寄って来やすい(見えない何か、良いものも悪いものも)体質のようです。

 

私はその時から、思いや意識の在り方を気を付けなければいけないと思い、ネガティブな思考をできるだけ抱かないようにしてきました。

 

これは誰にでも言えることだと思います。

ネガティブな思考には同調するものがやって来やすいということですね。そうなると、無意識のうちに自分の思考がネガティブなものに支配されかねないわけです。

ポジティブ思考もまた然りですが、これはもちろん歓迎すべき思考です。

 

もしも自分の気持ちや体調が変だな、おかしいなと感じたら

 

「負けない!えいっ‼」

 

丹田に力を込めて、邪気を追い出す気持ちで対処されれば良いかと思います。

 

きょうも読んでいただきありがとうございました。

 

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